原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

揺るがないもの

人生は、何もしないには長すぎる。

でも、何かするには短すぎる。

 

与えられた寿命を、どう生きるか。

何に重きを置いて、何を軸に生きるのか。

 

多趣味な人間だと、昔から言われてきました。

でも、その趣味のほとんどが、受動的なものでした。

 

今、私が趣味と呼べるものの中には、能動的なものも含まれています。

 

フランス語と剣道は、自分の意思で手を出した趣味です。

全くの門外漢なので、1から、教えを乞うて、上達を楽しむことができています。

 

どんな趣味を持つかは、人それぞれの自由で、高尚な趣味なども、低レベルな趣味なども、存在しません。

 

ただ、剣道は私に合っていたように思います。

短い時間に、全ての精神を集中させて向き合うこと。

試合に出るようになれば、勝ち負けがはっきり決まること。

体力作りのためというより、精神鍛錬、人格形成のために始めました。

体が許す限り、続けていきたいと思っています。

 

今日は、フランス語会話を習うべく、フランス人の先生とお会いしてきました。

自分でも意外なくらい、話すことができました。

もちろん、文法はめちゃくちゃですし、発音は話になっていなかったと思います。

私の果敢さ(蛮勇とも言う)故だと思いますが、積み重ねてきた、文法、イディオム、それらは、自分が思っていたよりも、机上の空論ではなかったのかもしれません。

私がフランス語を勉強する目的の一番は、日本語を理解できないフランス語圏の方々と会話が成り立つことです。

世界を、好きな方向に広げたいのです。

それには文法も必要不可欠なので、座学の勉強も続けますが、生きたフランス語に触れ、ネイティブレベルには一生なれなくとも、それなりの発音、言い回しを習得したいと思っています。

いつか、自分で書いたフランス語の歌詞を、歌いたい、などと思っています。

 

軸にするほどの趣味とは言えないかもしれませんが、自分で見つけたそれらの趣味が、この先の人生を少しでも豊かなものにしてくれることを、願っています。