原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

美しい名前

美しさ、について、よく考えます。 美しさと言っても、容姿の美しさではなく、例えば、お互い寄り添う老夫婦の方々の生き様だったり、我が子を愛して幸せを願う母親の姿だったり、仕事や生きることに情熱を傾ける方の姿だったり。 しかし、そういった美しさ…

希望の轍

一人の凡人が生き、そして死んだ後、残されるものは何でしょうか。 正解は、何もない、かもしれません。 でも、その人間に関わった周囲の人生の中には、その人が生きた軌跡が残されるように思います。 何者にもなれなかった。 この先も、何ひとつ、後世に残…

その言葉の、重み

「鬱は甘えである」 「病気に逃げ込んでいる」 そんな言葉たちを、散々耳にしてきました。 それらを口にするのは、当事者でない、健常者がほとんどです。 苦しんでいる渦中の人間にとって、これほど辛い言葉はあるでしょうか。 わかってくれとは言わない。 …

キズナソング

今日は、たっぷり睡眠をとった後、商店街のカフェに行き、スケジュール管理や、連絡の返信などをしていました。 ドトールが好きで、ドトールはあるのですが、喫煙席の電波が壊滅的なので、最近は個人経営のカフェに行きます。 帰りに、久しぶりに、雑誌を買…

秋、冬へのプレリュード

ついこの間まで、氷菓を食べていたのに、気づけば秋真っ只中…いや、冬の初めに近い気温になっていました。 移ろい変わる四季、その流れが美しいのに、最近の日本は、暑いか寒いかのどちらかですね。 既に、冬のアウターに、マフラーを巻いて出かけています。…

誰かのために

耳に心地の良い言葉は、いくつもあります。 「誰かのために」も、好意的に捉えれば、自分勝手にならず、周囲の人のことを考えられる、と思われるかもしれません。 でも、私のそれは、そんなお綺麗なものではないです。 無私とは全く違う、セルフネグレクトに…

WISH

2日間、LUNA SEAのライヴに行ってきました。 私は、LUNA SEAが本命バンドではないけれど、LUNA SEAを知らなかったら、きっとPIERROTには辿りつかなかった。 そういう意味で、特別なバンドです。 曲を聴いていると、一番その曲を聴いていた頃のことが思い出…

「白」の幅と、その凄み

先日、生誕140年のモーリス•ユトリロ展に行ってきました。 ユトリロは有名なので、「アル中の天才」「白の時代」「閉ざされた扉」などのワードは知っていましたが、まとめてじっくり作品を見たのは初めてです。 赤、や青、を象徴する画家は何人か思い付きま…