原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

2023-01-01から1年間の記事一覧

私だけに

今日、39歳の誕生日を迎えました。 諸事情で、誰とも会わず、朝から夜まで勉強していました。 誕生日なんて、365日中の誰にでも来る、ただの一日です。 そんなこと、わかっているのに、つい忘れてしまう、それが恋や愛だというのなら、そんなまやかしは、も…

オリビアを聴きながら

メリークリスマス。 家族とのことは、もう書かないつもりでしたが、今日くらいは書かせてください。 両親は、私が、行事好きな子だと思っていたかもしれないけれど、本当はそうではなくて。 行事にかこつけて、家族との時間を持ちたかった。 去年のクリスマ…

beautiful life

昨日は、銀座で和風アフタヌーンティーでした。 やはり私は、小さなポーションで少しずつ色々なものをいただくのが好きです。 どれも凝ったもので、見た目も味も大満足でした。 ハーブティーが種類豊富で、ほとんどの種類を飲みました。 和風なのに、結局、…

QOL上げてこ!

私の信条は、「あの世には何も持って行けない」です。 地位や名誉は、後世に残るかもしれませんが、あいにくそんなものは持ち合わせておらず。 お金は勿論、服やアクセサリーだって、持って行けない。 貯金は、大切です。 でも、それはこの世で生きるための…

正解なんてないけれど

ここのところ、勉強が加熱しています。 仏語は、今の資格試験のテキストを1周するまで、お休みすることにしました。 昨日、時間が空いたので、本屋でその資格のテキストを見に行きました。 大量に覚えなければならない数字関係をまとめたテキストがあったら…

一期は、夢か

今日は、赤煉瓦倉庫のクリスマスマーケットに行ってきました。 素敵な人と、素敵な時間を過ごせたので、今年のクリスマスシーズンは、良い思い出になりそうです。 お相手の職業柄、私の(私たちの)していることが、ルール違反なのは重々承知です。 でも、相…

救い

最近は、働いている時と、生活に必要なことをしている時間以外は、ずっと勉強しています。 年内に一周させようと思っていたけれど、丁寧さも必要だと思い、いちいちテキストに戻って書き込んで… でも、過去問で問われたものでテキストに載っていないものは、…

片方失くした手袋みたいに

今日はこっちの地方は どしゃぶりの晴天でした 別に君のことなんて考えていないさ いやでもちょっと本当は考えてたかもなんて この両手から零れそうなほど 君に渡す愛を誰に譲ろう? あなただけのためのもの 私にしか選べなかったもの 可燃ゴミに出すのを躊…

否認メカニズム

まだ11月ですが、もう、今年の漢字を決めてしまおうと思います。 これで終わり、にするために。 残された1ヶ月、これ以上悲惨なことが起きないよう、願いを込めて。 今年の漢字は、「崩」。 愛していたものや、信じていたものが見事に崩れ去り。 身近でも、…

貴族の道楽

平穏な日々が、ゆっくり過ぎていきます。 先日は、朝起きたら枕カバーが真っ赤に染まっていました。 手も顔も怪我していない…と思ったところで、前日の夜に転んで、頭を強打したのを思い出しました。 普通、頭を打ったら、タンコブができると思うのですが、…

デッドライン

今日は予定を入れなかったので、最近よく会う男の子と、天蓋付きのベッドに籠っていました。 彼は、職業に似合わず、ほとんど何も言葉を発しません。 それが、職業故の気まぐれなのかは、わかりません。 お互い、精神を病みつつ、働いている。 まともなフリ…

パラドクス

今日、私なりに、両親に引導を渡し、長かった物語に蹴りをつけてきました。 私はずっと、自殺することが、最大の仕返しだと思って生きてきました。 でも、違いました。 それでは、甘すぎました。 来年の両親の結婚記念日に、死ぬ予定でした。 自分の誕生日に…

遭難

気遣いの人。 思いやりの人。 そんなの、何の称号にもならないどころか、生き辛いだけで。 自分を大切にできない以上、摩耗するだけです。 愛されたかった。 愛した人たちに…分かろうとしてほしかった。 恥ずかしいことです。 誰にも期待しない、と言いなが…

朝になれば

以前書いたことと矛盾するようですが、人は毎日、起きる時に生まれ、眠る時に死ぬのだと思います。 その連鎖が、ただ、ひとつの人生と括られているだけで。 私は元々は朝型なので、大抵、0時過ぎに死に、5時過ぎに生まれ変わります。 起きる度、嗚呼また生…

美しい名前

美しさ、について、よく考えます。 美しさと言っても、容姿の美しさではなく、例えば、お互い寄り添う老夫婦の方々の生き様だったり、我が子を愛して幸せを願う母親の姿だったり、仕事や生きることに情熱を傾ける方の姿だったり。 しかし、そういった美しさ…

希望の轍

一人の凡人が生き、そして死んだ後、残されるものは何でしょうか。 正解は、何もない、かもしれません。 でも、その人間に関わった周囲の人生の中には、その人が生きた軌跡が残されるように思います。 何者にもなれなかった。 この先も、何ひとつ、後世に残…

その言葉の、重み

「鬱は甘えである」 「病気に逃げ込んでいる」 そんな言葉たちを、散々耳にしてきました。 それらを口にするのは、当事者でない、健常者がほとんどです。 苦しんでいる渦中の人間にとって、これほど辛い言葉はあるでしょうか。 わかってくれとは言わない。 …

キズナソング

今日は、たっぷり睡眠をとった後、商店街のカフェに行き、スケジュール管理や、連絡の返信などをしていました。 ドトールが好きで、ドトールはあるのですが、喫煙席の電波が壊滅的なので、最近は個人経営のカフェに行きます。 帰りに、久しぶりに、雑誌を買…

秋、冬へのプレリュード

ついこの間まで、氷菓を食べていたのに、気づけば秋真っ只中…いや、冬の初めに近い気温になっていました。 移ろい変わる四季、その流れが美しいのに、最近の日本は、暑いか寒いかのどちらかですね。 既に、冬のアウターに、マフラーを巻いて出かけています。…

誰かのために

耳に心地の良い言葉は、いくつもあります。 「誰かのために」も、好意的に捉えれば、自分勝手にならず、周囲の人のことを考えられる、と思われるかもしれません。 でも、私のそれは、そんなお綺麗なものではないです。 無私とは全く違う、セルフネグレクトに…

WISH

2日間、LUNA SEAのライヴに行ってきました。 私は、LUNA SEAが本命バンドではないけれど、LUNA SEAを知らなかったら、きっとPIERROTには辿りつかなかった。 そういう意味で、特別なバンドです。 曲を聴いていると、一番その曲を聴いていた頃のことが思い出…

「白」の幅と、その凄み

先日、生誕140年のモーリス•ユトリロ展に行ってきました。 ユトリロは有名なので、「アル中の天才」「白の時代」「閉ざされた扉」などのワードは知っていましたが、まとめてじっくり作品を見たのは初めてです。 赤、や青、を象徴する画家は何人か思い付きま…

Je pense, donc je suis

小さい頃、その意味を、「自分が考えることを放棄しない限り、自分は自分である」と曲解していたのですが、成長し、その本意を知り、同時に精神を拗らせるにつれ、その言葉自体に疑問を持つようになりました。 どちらかといえば私は、世の中の全てのものより…

守りたかったもの、守れなかったもの

日々がとても静かで、静かなのに、心は穏やかでは在らず。 あのまま、実家にいたら、私は心身共に潰れていた、というのは、精神科医の言う通りなのだと思います。 でも、自分の心身、ひいては人生を犠牲にしても、私には守りたかったものがあったのではない…

HUMAN GATE

今日は、新しいお仕事の面接でした。 作り笑顔と、ハキハキして聞こえるお返事、綺麗なフリの言葉遣い。 特に、疲れません。 ずっと、やってきたことだから。 仕事は生活するためのものであり、趣味に生きる、などとよく口にする私ですが、好きなことの延長…

割れた窓

日々が、ゆっくりと、それでいて特急列車に乗っているかのように過ぎていきます。 極端な性格なので、生ゴミは即時に封をし、ゴミは溜めず、掃除機を1日1回プラス気になった時にかけ、虫は勿論、髪の毛一本落ちていない部屋を心がけています。 食器は、2…

知足安分

幸せ、とは何でしょうか。 幸せな人、とはどういう人間なのでしょうか。 おそらく、幸せに定義などはなく、本人の捉え方の問題なのだと思います。 足るを知る、ことは、決して向上心やハングリー精神の欠如ではなく、今、自分が享受できているものに幸せを見…

ours en peluche

引っ越してから、1週間が経ちました。 いまだに、スマホの地図アプリを起動させたまま、家と駅を行き来する毎日です。 最近は、お気に入りのバーに何度か行きました。 自分へのご褒美、は否定したくせに、自分を甘やかす、は行う模様です。クズなので。 冷…

「大切」の総量

「自分を大切にできない人間は、他人のことも大切にできない」などとよく聞きます。 本当にそうでしょうか。 自分を精一杯大切にして、そして他人のことも大切にできる、そんな方がたくさんいるのでしょうか。 自分を大切に、の定義にもよると思います。 自…

秋咲センチメンタル

日々が、忙しくて、暇です。 やらなければならない事と、できればやりたい事と。 異常に食欲がないので、お酒の力を借りて、何とか食べています。 今日は、お刺身の切り落としに出会えたので、レタスとトマトでカルパッチョにして、汲み上げ豆腐にキムチを乗…