メリークリスマス。
家族とのことは、もう書かないつもりでしたが、今日くらいは書かせてください。
両親は、私が、行事好きな子だと思っていたかもしれないけれど、本当はそうではなくて。
行事にかこつけて、家族との時間を持ちたかった。
去年のクリスマスのことを、思い出します。
チキンとケーキを買ってきたけれど、タイミングが合わなくて、一人でチキンを食べました。
父の仕事の時間帯が違って、一緒に食べられなかったのは、仕方ない。
母とも、生活時間帯が違った。
私は、ずっと寂しくて。
寂しさを埋めようと、無駄な努力をしていました。
一緒に暮らしていても感じる孤独は、筆舌に尽くしがたいものでした。
今、本当に一人きりになって、孤独です。
私は、誰にも、心を許せない。
心を許す、即ち、傷つく準備の始まりだから。
大切かもしれない人は、クリスマスも誕生日も、一緒にはいてくれません。
それに対しては、嫉妬も何もない。
一人きりで生まれて
一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が
……当たり前だ。
今宵、ただ、一人きり。
本懐を遂げよ。
私の本懐など、分かる人にだけ、分かればいい。
例え、それで生活できなくても、叶えたいことが、2つある。
かつて、失ったもの。
挑戦する余地すら、与えられなかったもの。
もっと早く、自由に生きれば良かった。
自由の代償は知っているし、その結末が幸せでなかったことも知っているけれど。
だけど、挑戦して、失敗して、自分の才能に「足るを知る」ことが、私には必要だった。
今の私は、絶望の塊です。
来年の今日、生きているとは思えない。
家族も失わざるを得なくて、大切な人は、一人の女を大切にできる職業ではない。
神さまなんて、信じていないけれど。
書けないなら、歌えないなら。
私を、この世から、消してください。
私は、一人。
これからも、ずっと、一人。
孤高のフリして、本当は、ただの孤独だよ。
さよなら、夢を抱いていた私。