原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

WISH

2日間、LUNA SEAのライヴに行ってきました。

 

私は、LUNA SEAが本命バンドではないけれど、LUNA SEAを知らなかったら、きっとPIERROTには辿りつかなかった。

 

そういう意味で、特別なバンドです。

 

曲を聴いていると、一番その曲を聴いていた頃のことが思い出されて、涙が止まりませんでした。

 

孤独から逃げるように、曲にのめり込んだ。

 

昔も今も、私は、一人きりです。

友達がいない、とか、そういうことではない。

孤独でいることで、何とか保ってきた。

 

限界を感じています。

 

誰も、もう二度と私に、文才がある、などと言ってほしくない。

本当にそんな物があったら、今ほど酷い人生ではなかったはずなのだから。

 

悪夢を、見ます。

とても苦しい、悪夢です。

 

でも、現実で掴めない夢の欠片のほうが、よほど私を傷つけます。

 

読書が、年々、嫌いになっていきます。

自分の手の届かなさを、頁を追うごとに見せつけられるから。

 

碌でもない人生でした。

これからの余生に、期待するだけの気力は、もう残っていません。

 

それでも生きていかなければ……ねぇ、どうして?

 

I wish for…こんな夜には

I wish for…夢見て

I wish for…失くしたすべてに

I wish for…今も。

 

神さま、一つだけ、人生で一つだけ、才能をください。

自分で自分の幕引きをする、才能を。