原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

脈打つ血筋

大阪最終日は、最愛の親友とアフタヌーンティーでした。

彼女が見つけてくれたホテルのティールーム、ゆっくりできて、心ゆくまで(それでも足りなかったけれど)語って、セイボリーもスイーツも最高でし

た。

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紅茶、一体何杯お代わりしたのか…

 

改めて、大切な女性だと思いました。

彼女に出会えて、私は幸運です。

 

ホテルをチェックアウトしてから、アフタヌーンティーまでに時間があったので、551も買って荷物と一緒にコインロッカーに預けて。

新大阪駅の551は混むと聞いていたのに、2人しか前客がいなかったのですが、帰りがけに見たら、長蛇の列でした。

夕方は混むのですね。

自分にgood job!です。

危うく、551を食べ損ねるところでした。

 

早めの新幹線で帰宅したので、21時過ぎには帰宅できました。

551とビールを渇望していたので、夜ご飯は、こんな感じ。

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セブンイレブンのサラダの真似をして、ブロッコリーとタコのサラダ。

イタリアンドレッシングで和えました。

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シウマイと豚まんをいただきましたが、シウマイは肉肉しくて、これはこれでとても美味しいけれど、私はやっぱり崎陽軒派。

豚まんは、551最高ですね。

今度行った時は、エビシウマイも買ってみようと思います。

 

今日は、クリスマスイブぶりに、実家に届け物をしてきました。

どうしてそんなことをするのか、自分でもわかりません。

両親にとって、消えた私がどこに旅行に行こうと、どんな生活をしていようと、どうでもいいことのはずなのに。

まったくもってわからないけれど、理由なんてどうでもいい、こともある。

 

今日から通常営業で、昼も夜も勉強していましたが、心が割れそうになったので、エリザベートを流しながら、倩と、取り止めのないことを考えています。

 

こんなことを書くと、家族は怒るかもしれないけれど。

 

亡くなった祖父は、とてもハンサムでした。

祖母は、祖父を、限りなく愛していたと思います。

私の母は、怖いほどの美人です。

父は、おそらく、死ぬまで母を愛すると思います。

祖父は早くに亡くなったので、あまりわかりませんが、祖父にせよ、母にせよ、見た目は勿論、中身も、確固たる自我を持った、高嶺の花の人物のように思います。

祖母も、父も、とても苦労したと思っています。

でも、どんなに苦労しようと、理不尽な目に遭おうと、やってこられた。

そこに、祖父や母の美貌が支えになっていたことは、私は間違いないと思っています。

美しさと高貴さは、時に、とても大きな力を発揮させ、様々な苦難を乗り越えさせるものだ、と。

 

その血を、私も色濃く受け継いでいるのではないか、と思うのです。

安穏や、平凡な幸せではなく、美しいものに焦がれ、その人のためになら、苦難も受け入れて、生き抜く。

 

事実、彼と出会って、共にする時間が長くなるにつれ、私は、生きなければ、と思うようになりました。

それは、好きだから、とか、一緒にいたいから、ではなくて。

今は、彼に甘えてしまっていますが、いずれは彼を草葉の陰からでも支えたい、と思う気持ちです。

そう、白夜行

私は、陽の当たらない女で、いい。

彼が、年齢相応の綺麗なお嬢さんと結婚しようと、構わない。

私は、その程度には、身の丈を知っている。

 

見返りが全く要らない、と言ったら、嘘になります。

バレンタインには、私の愛するパティシエの、サダハルアオキのクッキー缶と、メッセージカードを押しつけました。

ホワイトデーに、もし彼が何かくれるなら、リクエストさせてもらおうと思っています。

アクセサリーや、お菓子なんて、要らない。

手書きの手紙。

それが、私の欲しいものです。

おそらく、アクセサリーやお菓子を買うよりも、難儀なリクエストでしょう。

でも、嘘でもいい、言葉が、欲しい。

 

前に貰った言葉、「終わりなんて、来ないよ」。

脳内に綿飴が詰まっているわけではないので、それを、真っ直ぐには受け止めません。

でも、穿った見方をすれば、私さえ耐えれば、我儘を言わなければ、最後まで、近くに置いてくれる、という理解で、よろしいでしょうか。

 

かつて、19年間、固執した人がいました。

JUJUの「この夜を止めてよ」を何度も何度もリピートしながら、たくさん泣きました。

 

今また、思い出の曲ができてしまい、ドリカムの「大阪LOVER」をリピートしています。

でも、今回は、涙ではない。

彼がくれた、思い出だから。

未来のある、曲だから。

 

プレゼントなんて、要らない。

私が精神的に溺れるくらい、言葉と約束をください。

それが、本業でしょう?

それが、生業でしょう?

私は、擦れているくせに、妙に純粋なところがあるから、例えそれが嘘でも、両手でその言葉たちを抱える。

 

今年、40歳になります。

年貢の納め時、納め方は、人それぞれでしょう。

 

自慢できることではないけれど、私は、真っ当な人間ではありません。

生まれながらの極端な気質に加えて、精神疾患を抱えている。

私は、演技が上手だから。

出会った当初、私から何度も切ろうとしたのに、私の実態に気づけずに、しつこくしがみついた彼に、一生かけて、責任を取ってもらうつもりです。

 

親子でも、おかしくない年齢のメンヘラを誑かしたことを、彼が死ぬほど後悔するか、それなりに楽しむか、全ては、彼次第。

お相手のあることは、難しいですね。

Depend on U.

私は、できることは、全てする。

あとは、お相手にお任せ致します。

 

夢でもし逢えたら

素敵なことね

あなたに逢えるまで

眠り続けたい

 

夢には、出てきてくれないね。

私は明日から、彼は今日から、それぞれの戦場で戦う。

その先で、また現実に逢えるのなら、それこそ、素敵なことね。

 

私は、両親以外、歴代の彼氏にも、女友達にも、下の名前の呼び捨てを、決して許さずに生きてきました。

呼び捨ては、許せなかった。

それを、21歳のガキに許していて、どこか、嬉しく感じる。

それは、私なりの、「月が綺麗ですね」以外の、何物でもない。

 

辛いです。

しょっちゅうは会えないし、私からは連絡しないから。

毎日来る、彼からのLINEを、ただ、ただ、待つ。

 

異性なんて、好きにならなければ、こんなに心が割れそうなこともなかった。

でも、死への渇望を収めてくれた彼を、どうして無碍にできる?

 

わからない。

わからないまま、眠ります。

おやすみなさい。