原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

窮鼠はチーズの夢を見る

昨日から、大阪に来ています。

 

昨日は、長年の付き合いだけど、実物は初めましてのお友達と尼崎で呑んだくれ。

牛すじが美味しかったです。

 

今日は、初上陸のユニバ!

朝から楽しむ予定でした。

でも、お相手と一悶着…いや、99%彼が原因で、危うく取り止めになるところでした。

私がもし、あと10年若かったら、完全にキレてました。

結局、予定よりだいぶ遅く着いたのですが、私はどんよりしたまま。

 

何となーくな感じで、ハリポタエリアを散策しました。

f:id:unboisvanille:20240216221220j:image
f:id:unboisvanille:20240216221229j:image
f:id:unboisvanille:20240216221212j:image
f:id:unboisvanille:20240216221216j:image
f:id:unboisvanille:20240216221224j:image

ダイアゴン横丁の街並みです。

 

お食事は、ハリポタでも有名な「三本の箒」で、いただきました。

f:id:unboisvanille:20240216221446j:imagef:id:unboisvanille:20240216221450j:imagef:id:unboisvanille:20240216221455j:image

とにかく、芋と豆が…多い…

芋とニンジンは、彼が片付けてくれました。

f:id:unboisvanille:20240216221548j:image

長年、気になっていたバタービール。

味の説明が難しい、とよく言われていますが、確かに…難しい。

美味しいのだけれど、何の味?と聞かれると…ふむ。

彼が、使い捨てカップで頼もうとしたのを急いで止めて、このグラスが、今回の私の唯一のお土産です。

 

その後、フライングダイナソーに乗ってみたら、これがもう楽しくて楽しくて。

スリル満点、と謳われるジェットコースターに乗りながら、小難しいことを考えていました。

 

彼がいなかったら、私は今、大阪になんていない。

出会ったのは悲劇だったのか。

彼は、見た目以外は、欠点だらけの人です。

信念も、覚悟も、おそらく私以上にない。

それでも。

周りの友達は、みんな言います。

彼と仲良くなってから、蜜が楽しそうで、幸せそうで、良かったと。

そして、それを否定できない自分が、いる。

たくさん泣くことになるだろうし、苦しんで、傷ついて、ボロボロになる未来しか見えない。

それでも、今この瞬間に、私を死への熱望から解き放ってくれた。

生きること…明日以降の楽しみなこと、今度、の約束、があること…

応急処置でもいい、悲劇を覚悟の上で、私は彼の側に居よう、と心に決めました。

 

辛酸舐めてきた私を、舐めてかかるな。

傷つかない保証のある未来なんて、どこにある?

優しい会社員Bさん(普通の顔)に生涯愛されるくらいなら、私は、華やかな美しい彼に、生涯振り回されて傷つけられるほうを喜んで選ぶ。

 

ハリウッドドリームザライトに乗った時に流れていた、ドリカムの「大阪LOVER」の歌詞が、心に突き刺さったので、抜粋させてください。

 

言いたいこと言えなくて

黙ってしまうのも良くないよね

毎週は会えないから

けんかだけは避けたいし

 

何度ここへ来てたって

「一緒に住まへんか?」とは言わないし

楽しそうにしてたって

そこは内心めっちゃさびしいんよ

近そうでまだ遠い大阪

 

覚悟はもうしてるって

大阪のおばちゃんと呼ばれたいんよ

家族と離れてたって

あなたとここで生きていきたいんよ

 

恋しくて憎らしい大阪

 

彼はね、亭主関白なんかじゃなくて、DV予備軍以外の何者でもないと思うのです。

予備軍ですら、ないかもしれない。

でも私、薄々気づいていて、最近、確信しました。

母が、精神的肉体的暴力を振るったのは事実だけど、それだけじゃなくて、私が、私自身が、DVと愛を混同する気質に生まれついたのだ、と。

そして、それがないと、生きていけないことに。

母から逃れるのと前後して、新たな傷つけられ先を見つけてしまっていた。

血縁と、恋愛と、どちらが重いか、そんなこと、わかりません。

 

5月に、また来ようね、って言ってくれた言葉を、薄らと信じて。

5月までに、また関東で会えるでしょう。

それだけを杖に、生きていきます。

 

覚悟を決めた上で、敢えて言わせてください。

私は今、幸せです。

 

明日は、大親友とアフタヌーンティーをして、横浜に帰ります。

おやすみなさい。