原罪の灯

ここに証そう お前の名を ご覧 あれが生命なる灯

月に負け犬

明けて昨日は、久しぶりにメンタル双子の片割れと会えました。

 

摂食持ち同士って、気楽にお店決められていいですね。

私は、症状アラカルトなので、制限型のお友達にも、過食嘔吐型のお友達にも、もしかしたら非嘔吐過食型のお友達にも、合わせられます。

 

今日は吸収で、大好きな東京純豆腐で、一回りも下の片割れにご馳走になってしまいました。

限定のトマトとバジルベースの純豆腐をいただいて、すごく美味しかったけれど、今度からはまた、きのこ純豆腐かな。

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でも、本当に美味しかったです。

 

ディズニーストアで、欲しいものを色々我慢してから、奇跡的に席の空いていた、愛するベルクへ。

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私だけ、ビール。

 

アルコールを嗜む、のは良いけれど、アルコールに逃避するのは嫌で、精神科の主治医に相談して、薬を貰いました。

でも、飲んでいません。

お酒を飲む前にその薬を飲んでからお酒を飲むと、気持ち悪くなる、と言われたから。

それって、リポドリンみたいなものじゃないですか。

気持ち悪くなる、って最初から言われていたら、精神力でお酒自体を飲まないです。

ただ、やり場のない気持ちまでは断ち切れない。

 

帰ってきて、2章分のテキスト読み込みと実践問題集を終わらせて…

眠ろうと思ったけれど、アレとかコレが…ソレで。

質量を摂りたくないから、強めのお酒を少しだけ。

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アマレットソーダ

口当たりが良くて、好きです。

酔っているはずなのに、頭がハッキリしていて、精神もホンワカしなくて。

 

話は変わって。

サダハルアオキ監修のメルティーキッスのピスターシュがとても美味しかったので、わたくし、これからはサダハルアオキのショコラしかいただきませんの、になろうかと思い、ついでがあったのでお店に寄って、改めてショコラのお値段を見てみたら。

片手に乗っかる大きさの箱のショコラが、私の1週間分の食費くらいのお値段でした。

お金があるとか、ないとかではなくて、物に対する価値観の限度って、ありますよね。

おとなしく、セザムのマカロンを2粒、自分用に買ってきました。

まぁ、マカロンだって、1粒で牛丼1杯以上のお値段なわけですが。

私は、サダハルアオキのセザムに、それだけの価値を見出している、ということです。

 

サダハルアオキから横浜駅に向かう途中に、また別の私の鬼門がありまして。

メゾンドフルール。

買うつもりがないのなら、見なければいいわけで、結局、私は潜在的に、買うつもりがあるのでしょう。

 

ちょうど、ペンケースがボロボロになっていて。

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何か、気にいる大きさと見た目のものがないかな、と、かねてから思っていたわけですが。

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出会ってしまいました。

 

これを買ったことは、いいのです。

私の好みど真ん中の見た目だし、ポストイットは曲げずに入るけれど、大きすぎもしない。

買わなかったら後悔するのも分かりきっていて。

問題は、ミイのペンケースをどうするか、なのです。

断捨離の基本、「1つ買ったら1つ捨てる」に則ると、ミイは、可燃ゴミに出さなければいけないわけで。

でも、このミイのペンケースは、いつから使っていたかは覚えていないけれど、色々な場面や時期を一緒に過ごしてきた、思い入れのあるものです。

その、思い入れ、というのも、断捨離の教えに背くものなのも、わかっています。

 

両親しか知らない(と思いたい)けれど、私の自傷行為の中で目立つものとして、「大切な物を壊す」があります。

実家を出る寸前、亡くなった愛した祖母との唯一のツーショット写真を破り捨てました。

落ち着いたら、いつかまた習おうと思っていたヴァイオリンを叩き壊しました。

亡くした友達からの手紙、プリクラ…

2度と手に入らないものを物理的に壊すことで、自分が壊れるのを辛うじて回避したのだと思います。

 

今は…ミイのペンケースを捨てることができなくて。

思い入れ、であって、心底大切なわけではないですからね。

それに、自分の城を築いた今、鬱々とすることは多々あっても、あれ程荒れることはないだろうから、ミイのペンケースは、そっと収納にしまっておきます。

 

でもね…もし、今、両親に会って、まとまった時間を共にしたら、私は、いとも簡単に、「あれ程」荒れることになると思います。

それが、私が、恋しくても寂しくても、両親に会えない理由かもしれません。

違う人間なのに、自分と、特に母との、境界線が築けないのでしょう。

離れて半年近く経っても、やっぱり、まだ無理です。

 

大切な物を、壊す。

私は、それが主に物に向きますが、人間に向くことも皆無ではないので、それが怖いです。

ボーダーは完治はしないけれど、年を重ねると共に寛解するはずなのに。

 

大切な、人。

かつて、オードリーの若林さんが、著作で、「人見知りと人嫌いは違うのだ」と仰っていましたが、私は、人見知りも全くしないし、人嫌いの対極にいます。

本当に大切な人は、両手で数えられるくらいしかいないけれど、両手で数えられるほどには、います。

 

私がメンヘラ最大限に発揮したくらいでは、揺るがない(と私が勝手に思い込んでいる)人々は、まだしも、砂の城、な関係の人は、簡単に離れていくでしょう。

 

今日は遅くなってしまったけれど、私が0時に眠剤を飲んで電気を消すのを知っていて、仕事中なのに毎晩、0時直前に、おやすみLINEをくれる人とか、ね。

 

惚気てるわけでは、決してないのです。

むしろ、その反対。

「失うのが怖い人」を持つことが、恐ろしいのです。

「いつか私から離れていく(であろう)人」は、最初から、いない方がいい。

死ぬ勇気がないのなら、身一つで生きて、終わるのが最善。

 

明日も朝が来て、お昼寝もできない不眠症には長すぎる1日が揺蕩って、夜が来て。

お酒を浴びるほど飲んでも、希死念慮からは解放されない。

精神疾患は、目に見えない、数値で測れないからこそ、例えば障害年金も降りやすい。

でも、数値で測れないからこそ、外国ででさえも、安楽死が認められない。

この辛さ。

安楽死に値すると思うのだけれど、な。

 

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雛祭りだったのね。

具だけ全部、食べて、酢飯は冷凍庫行き。

蛤が半額だったけれど、お吸い物は作りません。

 

アマレットソーダを、シンルチュウ1瓶分飲んで、完全に楽にはなれないけれど、ほんの少し、緩めの気持ちになれたので、眠ります。

 

好きな人や物が多過ぎて

見放されてしまいそうだ

虚勢を張る気は無いのだけれど

取分け怖いこと等ない

 

明日

くたばるかも知れない

だから

今すぐ振り絞る

 

good night mitsu,sweet dreams.